用語解説集

電子署名




電子署名( electronic signature )とは、デジタル文書の正当性を保証するために付けられる署名情報で文字や記号、マークなどを電子的に表現して署名行為を行なうこと全般を指す。特に、公開鍵暗号方式を応用して、文書の作成者を証明し、かつその文書が改ざんされていないことを保証する署名方式のことを「デジタル署名」という。

電子署名を実現する仕組みとしては、公開鍵暗号方式に基づくデジタル署名が有力である。日本では電子署名及び認証業務に関する法律(電子署名法)にて、RSA、DSA、ECDSA の3方式を指定している。いずれも公開鍵暗号方式に基づく方式である。

なお、日本では電子署名法が2001年4月1日に施行され、電子署名が手書きの署名や押印と同等に通用するものとみなされるための法的な基盤が成立している。




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