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スケーラビリティ問題




スケーラビリティ問題とは、暗号資産(仮想通貨)に用いられているブロックチェーン技術において、1つのブロックの中に書き込めるトランザクション(取引データ)の数が限られていることが引き起こす障害の問題です。ブロックの容量がフルに達するまでデータが書き込まれると処理速度がにわかに低下し、送金遅延を引き起こしてしまいます。

特にビットコインにおいては、スケーラビリティ問題が非常に深刻視されてきました。なぜなら、ビットコインのブロックサイズは1MBに制限されており、すぐに満杯となってしまい、アルトコイン(ビットコイン以外の暗号資産(仮想通貨))と比べて処理速度が遅れがちだからです。ブロックに入りきらなかったデータが増えれば増えるほど処理能力は低下し、送金の遅延のみならず、送金要求も承認されないといった事態も発生します。また、そういった状況下で迅速な処理を求めると、ビットコインの購入者がマイナー(ビットコインの採掘者)に対して支払う取引手数料が高くなってしまいます。




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