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ロールアップ




ロールアップとは、メインのブロックチェーンのセキュリティを活用しながら、トランザクションの一部をオフチェーン(ブロックチェーン外)で処理することにより、ネットワークの混雑解消を図るスケーリング・ソリューションです。具体的には、トランザクション自体はL2で実行されるものの、トランザクションの正当性はL1のコンセンサス・メカニズムに依存して検証され、トランザクションデータの保存もL1で行われます。

「ロールアップ(Rollup)」とは、日本語では「クルクルと巻き上げる」「まとめて束ねる」といった意味を持つ単語です。オフチェーンで処理されたトランザクションのデータを、クルクルッとひとまとめにしてからメインチェーンに提出する仕組みとなっているため、このように呼ばれています(詳しくは 3 ロールアップの仕組みを参照)。

またロールアップは、メインとなるチェーン(L1またはレイヤー1と呼ばれる)のセキュリティに依存する形でL1上に構築されているため、「L2」や「レイヤー2」とも呼ばれています(L2の定義は不明確でありサイドチェーンもL2に含まれている場合もあります)。

ネットワークの混雑が顕著なイーサリアムのエコシステム内で活発に開発が進められていますが、ロールアップ技術自体はイーサリアムに特有な概念ではなく、他のブロックチェーンにも適用可能です。




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